【物忘れ】なのか?【認知症】なのか? 

それが問題

グループホーム・デイサービスたんぽぽ
施設長 山本顕矢

「最近物忘れが増えてきたな〜」「どうしても思い出せない」「もしかしたら認知症じゃないか?」と不安になっている方はいませんか?

実は「物忘れ」と「認知症」は同じではありません。

その違いをあげてみましょう。

年齢による物忘れ

□ 体験の一部を忘れる

□ 物忘れを自覚している

□ 探し物を努力して見つけようとする

□ 人、場所、時間に関しては、ほぼ正しく認識できる

□ 作り話はない

□ 日常生活に支障はない

□ きわめて徐々にしか進行しない

認知症の物忘れ

□ 体験の全部を忘れる

□ 物忘れの自覚が乏しい

□ 誰かが探し物を盗ったと言うことがある

□ 人、場所、時間が正しく認識できない

□ しばしば作り話(話のつじつまあわせ)がある

□ 日常生活に支障がある

□ 進行性である

具体的には、「朝ごはんを食べたけど、メニューが思い出せない」のは物忘れ。

「朝ごはんを食べたことを忘れてしまう」(体験したことを忘れてしまう)のが認知症です。

では「認知症」の予防にはどんなことが必要でしょうか?


生活習慣の中から予防を!

軽く息が弾むくらいの運動を有酸素運動といいますが、ウォーキングなどを20分程度、 週3回以上行うことで脳の血流量が増えます。

また、食生活では青魚や緑黄色野菜には脳神経細胞の保護作用があります。

昼寝については毎日30分程度がよいとされています。


脳の活性化を!!
脳の活性化には、人との交流、社会的な関わりや会話を楽しむ事、楽しい運動をすることが大事です。

音楽や絵画、カラオケなどの趣味活動やトランプ、囲碁、麻雀といったゲーム、そして旅行、園芸、料理、

仲間と一緒に昔の遊びや仕事などを語る事なども脳の働きを活発にします。

他にも、簡単な計算や文章の音読、コーヒーを一日3〜5杯程度飲む事(飲みすぎてはいけません)も

認知症予防に効果があるとの研究報告があります。


他人事でなく
認知症は誰でもなりうる病気、

決して他人事ではなく「自分たちの問題」という認識を持つことが大切です。

認知症について理解し、偏見を持たず、認知症の人や家族を温かい目で見守ること、地域や職場で自分に

何ができるかを考えていくことも大切です。