上手にうけよう健康診断

外来看護師長 小滝 由香


              

健康診断は病気の早期発見、早期治療だけでなく、生活習慣を見直すためにも大切です。
上手に健診を受けて、健康づくりに役立てましょう。

健診前日
夜遅い飲食は控え十分な睡眠を

食事をすることによって中性脂肪や血糖値が上昇します。
検査の10時間前は食事をとらないほうがいいでしょう。
水やお茶の制限はありません。
激しい運動や睡眠不足は検査の数値に影響することもあるため、検査前日は激しい運動を控え、十分な睡眠をとるようにしましょう。

健診当日
薬は事前に確認を
検査が終了するまで食事はしないほうがいいです。
うっかり食べてしまった時には、病院にご相談ください。
検査の内容によっては問題なくうけられる場合もあります。
お水は飲んでかまいませんが、コーヒーや牛乳、ジュースなど甘いものは避けてください。
薬は飲んでいいものがほとんどですが、糖尿病薬を使用している方は事前に医師と相談すると良いでしょう。

着替えやすい服装で
最近はどの健康診断にも腹囲測定が含まれています。
メタボリックシンドロームの診断は腹囲だけでなく、その他の検査結果も合わせて診断をします。
正しく腹囲を測るには、おへその高さで、衣服・ボディスーツなどを着けない状態で測ります。
服装は、着替えがしやすいものにすると良いでしょう。

問診票はありのままに記載を
問診票はできるだけ詳しく、正確に書くようにしましょう。
タバコの本数やアルコールの量など、つい少なめに申告しがちです。
しかし、ありのままを記入しないと健診の意義が薄くなります。
自分の気になっている症状や治療中の病気など具体的に書くと、より正確な診断結果となりますし、医師の診察時に適切なアドバイスを受けることもできます。

健診結果の見方
基準値とは正常範囲ということですが、正常範囲ではない=(イコール)異常というわけではありません。
健診の判定は基準値からどの程度はずれた数値か、持病など総合的に見て出しています。
総合判定で「再検査」「要精密検査」という結果が出た時、勧められた検査を受けないと健診を受けた意味がありません。
医療機関を受診する場合には健診結果を持っていきましょう。
健診の結果は大切に保管しましょう。基準値は性別や年齢、医療機関によっても異なることがあります。
できれは同じ医療機関で定期的に検査をうけることをお勧めします。
検査結果がどう変化しているかに注目することが重要です。

6月から特定健診
北見市では、6月から特定健康診査がはじまります。
糖尿病予備軍をはじめ、肥満からくる生活習慣病の早期発見に的をしぼった健診です。
体の悪いところが全て見つかるわけではありませんが、低料金で受診できるので、利用したほうが良いのはもちろんです。
自分の体の状態を普段から確認しておくことで、具合が悪くなった時に何が問題になっているのかを考える基準ができます。
北見病院では、友の会員に胸部レントゲンを無料で、便潜血検査を500円でおこなっています。
生活習慣を見直したい方は管理栄養士、看護師に相談することができます。
自分の体の状態を確認する機会として、1年に1回は健診を受けましょう。