禁煙外来をはじめます

北見病院薬剤科
科長 上牧弘幸


タバコの害についてはみなさんもご存知の通り、全身の各種癌や心筋梗塞、喘息、COPD、胎児や子供の発育不良、美容への悪影響など枚挙に暇がありません。

厚生労働省は、医療費が年々増加している現在の状況において、禁煙の促進は医療経済的にも有効であるとして、2006年にそれまでは全額自己負担で行われていた禁煙治療を保険で行うことを認めました。
喫煙習慣というのは「ニコチン依存症」という治療が必要な病気であると認めたわけですね。
北見病院でも10月から健康保険を使用した禁煙外来を始めます。

禁煙外来で治療を
実際に保険でニコチン依存症の治療を受けるためには、以下の4つの項目を満たす必要があります。
@ニコチン依存症を判定するテストで5点以上(表1)
A1日に吸う本数×喫煙年数が200以上
B1ヶ月以内に禁煙しようと思っていること
C禁煙治療を受けることを文書で同意すること
以上の条件に該当して治療を希望する方は、ぜひ「禁煙外来」を利用してください。禁煙外来は予約制になっていますので、治療を希望する旨を医師や看護師に伝えてください。

くすりは「飲み薬」か「はり薬」
禁煙外来では、12週に渡り計5回の診療を行います。
初回治療より1ヶ月間は2週間毎、その後は1ヶ月毎の通院になります。
禁煙の成功率を上げるためには、最後まで継続して通院することが重要であることもわかっています。
禁煙外来では禁煙を助ける薬を使用しますが、使用できる薬は飲み薬と貼り薬の2種類です。
どちらにもメリット、デメリットがありますので相談しながら決めていきましょう。

北見病院のスタッフがお手伝いします
禁煙を自分一人だけで行うのは非常に難しく、他の誰かの協力、援助がなくてはなかなかできるものではありません。
禁煙外来では北見病院のスタッフが、喫煙を辞めたいと思っている皆さんの禁煙をお手伝いします。

自分や家族の健康のため、余分な出費の節約のため、本来の自分自身を取り戻すため、禁煙を考える方はぜひ一度ご相談下さい。