上手に生かそう健康診断

オホーツク勤医協北見病院
  外来看護師長 小坂 亜樹

何も異常がないのに、なぜ健康診断を受けなければならないの?このような疑問を抱いている方は多いと思います。
でも健康診断にはある重要な意味が隠されているんです。
定期的に健康診断を受けて、健康作りに役立てましょう。

健康診断はなぜ重要なの?
健康診断は治療というよりも、むしろ「予防」という見地から重要です。
そもそも病気の大半は急に発症するものではなく、徐々に進行するため、気がついたときにはかなり進行していた・・・というケースも少なくありません。
それを防ぐためには、病気にかかっていなくても定期的に病気があるか否かを見つけ出すための検査が必要なのです。
健康診断を上手に生かして早期発見・早期治療につなげることが重要なのです。

健診前日
食事をすることで中性脂肪や血糖値が上昇します。
検査の10時間前は食事をとらない方がいいでしょう。水やお茶の制限はありません。
検査前日は激しい運動を控え、十分な睡眠をとるようにしましょう。

検査当日
最近はどの健康診断にも腹囲測定が含まれています。
メタボリックシンドロームの診断は腹囲だけでなく、その他の検査結果も合わせて診断をします。
正しく腹囲を測るには衣服やボディスーツなどを着けない状態でおへその位置で測ります。
服装は着替えやすいものにすると良いでしょう。
問診票は自分の気になっている症状や治療中の病気など具体的に書くと、より正確な診断結果となります。
医師診察時に適切なアドバイスを受けることもできます。

健診結果の報告
健康診断の結果は、「健康診断結果通知書」という形でお知らせされます。
結果で異常値を示したからといって、「病気がある」と思い込むのは早過ぎです。かといって、検査結果を過信するのも危険です。

再検査になっているにも関わらず、「大丈夫だろう」と高をくくっていると、自覚症状があらわれたときに既に手遅れ・・・なんてことになりかねません。
そうならないためにも「再検査」や「要精密検査」といわれたら、すぐに結果通知書を持参して受診しましょう。

健康診断は最低でも年に一回は受けるようにしましょう。
また前回の検査結果と比べて変化しているかどうかを見るためにも、定期的に受けることをおすすめします。