友の会と共同の病院づくりをめざして
―利用委員会が発足して三年八ヶ月―
 勤医協北見病院利用委員会は、患者さんや友の会員さんなどの声を病院運営に生かし、友の会と病院が協力しあい、安心してかかりやすい病院作りを進めることをめざして二〇〇二年八月に設置されました。

 以来三年八ヶ月、猛吹雪で中止した一回をのぞき毎月欠かさず開催し、この四月で四十四目となりました。

病院への意見を率直に議論

 委員会では、病院に寄せられた投書や意見をすべてそのまま報告することを原則にしています。医師や職員に対する意見も率直に議論してきました。



 意見は職員に報告され、職場で議論するようにしています。職員の接遇改善もすすんできました。

 また、委員会でとりあげてきた施設・環境改善も、院内の土足化からはじまり、トイレ内のフックや自転車置き場の設置、全館禁煙まで多岐にわたります。

 病院の改築時には設計図面も検討し、薬局は「会計の近くに」という委員会の議論で今の場所になりました。

インフルエンザ予防接種の友の会員割引も、会員の要望を委員会で検討し実現しました。

 友の会バスの運行状況について毎月報告を受けています。

 委員会では、要望だけでなく医療・介護制度の学習も行い、病院からの報告も受け、病院の実情についての理解も深めてきました。

 毎回の委員会の概要は、友の会ニュースで会員に報告し、さらに病院のホームページにも掲載しています。

いっそう地域の声を反映させて

四月の委員会では議題の最後に、友の会の委員が感想・意見をのべました。

 「病院を利用されている患者さんの意見だけでなく、地域の友の会員の意見をもっとくみあげ、委員会に反映していくことが大切。」「医療の現場の大変さや医療制度の問題など、ここに参加してわかることがたくさんある。 ここの内容をもっと地域に伝えていきたい。」「勤医協の事業の分野もひろがってきているので、理解を深める学習をすすめたい。」「患者の言い分もあるが医者や病院の言い分もあると思う。もっと病院の言い分をのべていい。」

 これらの意見を受けて、尾谷まさ子総看護師長が、「友の会と共同の病院づくりは私たちの原点です。友の会と病院職員が対等の立場で議論する利用委員会はとても大切です。どんなささいなことでも意見を遠慮なくのべてください。私たちも学んでいきます。」とのべました。

 新しい体制で二〇〇六年度の委員会がスタートしました。