自宅での生活とご家族を支えます
「看護小規模多機能たんぽぽ」
介護保険を利用したヘルパー(訪問介護)やデイサービス(通所介護)などのサービスはかなり浸透してきましたが、看護小規模多機能型居宅介護はまだ浸透していない介護サービスのひとつです。オホーツク勤医協でこの介護サービスを担う「看護小規模多機能たんぽぽ」の取り組みについて、森本純子所長が報告します。


ご家族の生活に寄り添いながら
介護保険で要介護1〜5と認定された方が利用できるサービスです。慣れ親しんだ自宅での生活を継続出来ることを目的として、1つの事業所で「通所(デイサービス)」や「訪問(看護師・ヘルパー)」、「お泊り(ショートステイ)」を行ない、事業所にいるケアマネジャーが利用の要望を伺いながらサービスの提供を調整します。

事業所の特徴は、看護と介護の連携による一体的なケアで365日24時間のサポート体制があります。
そして看護師がいますのでインスリン注射やカテーテルの管理、在宅酸素、吸引等医療ニーズの高い方にも安心して利用いただけます。

また定員が25名と小規模なため、サービス内容を柔軟に対応できるのも特徴です。
介護者であるご家族の仕事内容にあわせた通所時間や宿泊の調整、急な外出での宿泊対応、日中独居で転倒の危険がある方は夕食を済ませてからご家族が帰宅する時間に送迎します。
介護者の仕事が継続できる環境づくりや、ご家族がゆとりを持って介護できるよう支援することは私たちの重要な役割です。

利用者さんの声に耳を傾けて
春らしい陽気に誘われて外出の機会を増やしています。
先日は市内の緑のセンターを訪問し「こんな所に連れて来てもらって嬉しい」とにっこりと微笑む利用者さんの表情にスタッフも元気をいただきました。

ドーナツを食べたい、買い物に行きたいなど、利用者さんの声に耳を傾けながら実践をしています。

「本を読みたいので本棚をつくりたい」という利用者さんの声から、スタッフと共同作業で書棚を完成させました。
少しずつですが「看護小規模多機能たんぽぽ」らしい取り組みになっています。

地域の方に支えられながら
事業を開始して3年を経て、事業所近隣の地域の皆様に支えられて運営出来ていることを実感します。
町内会の行事への参加や、送迎時の車両の出入りを温かく見守っていただいていることに感謝いたします。
地域の皆様がいつでも気軽に利用していただける事業所として、そしてさらに地域に貢献できるサービスをめざして取り組みたいと考えます。