患者さん、利用者さん一人ひとりに合った食事をめざしておいしく楽しく

オホーツク勤医協北見病院"栄養科"の役割とは
 現在、栄養科は管理栄養士2名、調理師4名、調理員7名の計13名が働いています。
病棟に入院している患者さんのほか、高齢者住宅くわの木の入居者さん・勤医協デイサービスセンター・デイサービスセンターくわの木の利用者さんの昼食を提供しています。
給食を外部業者へ委託している病院や介護施設が多い中、北見病院では自前で食事を提供しています。

安全安心な食事を
 北見病院では入院患者さんの食事はすべて自前で提供しています。
自前で行うことにより、患者さんの顔が見え食事内容の改善が行ないやすく、病院ではそれぞれの病気やえん下機能、栄養状態にあった食事を提供することができます。
また、クックチルと呼ばれる調理システムを採用しており、味のムラが減り、食数が増えても食中毒対策を強化する事ができるようになりました。
また、その人にあった食事を提供することで、質の高い栄養を摂っていただけます。

生活習慣病の改善は食事から
 病気における食事の改善は重要です。特に生活習慣病と食事は密接な関係にあるため、食事の摂り方次第で改善される事が多くあります。
当院では、管理栄養士が患者さんと直接話をして、食事の摂り方について説明をする栄養指導を行っています。
また、病気になる前の食生活改善も重要であるため、特定健診の結果で異常値が見られた場合は、病気になる前の指導(特定保健指導)も実施しています。
栄養指導は受診時に予約でき、特定保健指導は電話での予約を受け付けます。気軽にご相談ください。

食事へのこだわり
 おいしく楽しい食事を提供するために、毎年各施設で施行調査を行い、献立の内容や味の濃さ、食べ物の硬さなどをアンケートし、給食改善を行っています。
また、より食事を楽しんでもらうために行事食を提供しています。
大晦日には年越しそばやひな祭りにはちらし寿司と、今年度は17回の行事食を取り入れました。

栄養科長の鈴木奈美恵管理栄養士は、「栄養科は、ほかの部署と比べると患者さん利用者さんと接する機会は少ないです。
そのため、日々の食事の風景や一人ひとりの思いを知る機会が少ない分やりがいを見つけることが難しい仕事だと思います。
しかし、たまに顔をあわせることができた患者さんから"ご飯いつもおいしくいただいてるよ、ありがとう""この作り方を教えてほしい"などという言葉をかけてくださったり、栄養状態が改善し退院を迎えられたという結果が現れるととても嬉しくて、もっとおいしく楽しい食事を提供したいと思います」と。

 1日に260食という数多くの食事を提供している栄養科。
今後も安全安心な食事の提供と、みなさんにおいしく楽しく食べていただける食事の提供に努めます。