安心して住み続けられるまちをめざして
北見病院に生活支援を担う病床
 地域包括ケア病床 6床がスタート

4月より北見病院で、ご自宅や介護施設等への生活復帰や支援を行なう地域包括ケア病床6床の運用がはじまりましたのでご紹介いたします。

厚生労働省は、地域の実情に応じて高齢者が自立した生活を営むことができるように、医療・介護、介護予防、住まいなど自立した日常生活支援が包括的に確保される体制をめざす「地域包括ケアシステム」の推進をはかっています。
私たちはそれに加え、お金のあるなしに関わらず、必要な医療や介護が切れ目なく保障され、住みなれた地域で安心して住み続けられるまちを地域といっしょに作りたいと考えています。

今回、運用を開始した地域包括ケア病床もその機能の中の一つです。

ゴールを決めて多職種で支援
地域包括ケア病床は、急性期治療後の患者さんや病状が安定した患者さんに対して、ご自宅や介護施設への生活復帰支援を行ないます。
また、ご自宅で療養されている患者さんの一時的な入院受け入れを行い、療養の支援を行ないます。

 入院時から医師や看護師、リハビリ技士、退院支援看護師など多職種のチームで、患者さんご家族といっしょに、ご自宅への退院や施設入所に向けたゴールを決めてサポートします。
 地域包括ケア病床への入院は、主治医が判断し患者さんやご家族に提案いたします。入院期間は最長60日までとなっており、病状の変化等で集中的な治療が必要な場合は、一般病床への移動もあります。

切れ目のない医療と介護を
 北見・網走地域では、急性期医療を担う病院・病床が多く、回復期の病床が少ないのが特徴です。
そうした中で、リハビリ機能を生かして「急性期からの生活復帰支援、住みなれたご自宅や介護施設・高齢者住宅などでの生活維持の支援、かかりつけ医の役割を持つ病院」として北見病院が力を発揮することが期待されています。

内科50床の北見病院の病床のうち、6床を地域包括ケア病床として届出を行ないました。
北見市内では唯一の病床です。
外来や訪問診療、一般病床との連動はもちろんですが、介護サービスや高齢者住宅とも力を合わせて、必要な医療や介護が切れ目なく提供できるよう努力していきます。