新年のご挨拶



                
医療法人

オホーツク勤労者医療協会 理事長

オホーツク勤医協北見病院  院 長

富田 薫


                 

 

新年あけましておめでとうございます。

オホーツク勤医協への日頃のご支援・ご協力に厚くお礼申し上げます。

さて、昨年行なわれた衆議院選挙では、憲法改正に前向きな勢力が衆議院の8割を占める結果となり、安倍政権による憲法改正の発議が多数の力で押し通される可能性が高まりました。

安倍首相は昨年5月の憲法記念日に、憲法9条の1項、2項を変えずに3項を追加し自衛隊を明記すると表明しています。
改憲の焦点は、9条に自衛隊を明記する問題です。

戦争法が成立したもとで海外での武力行使が可能となった自衛隊を憲法に明記することで、戦力の不保持を掲げた2項の効力がなくなり、平和憲法の性格が180度変わってしまいます。

私たちは命を守る仕事をしている者として、現在の平和憲法を守りたいと考えています。

地域のみなさんとの共同を強め、平和憲法を守る世論をさらに広げていく努力を今年も続けていきます。

また安倍政権は、企業が一番活躍しやすい国づくりを掲げ、社会保障費の自然増さえ認めず医療・介護制度を土台から崩そうとしています。

医療では現在1割の75歳以上の窓口負担の2割への引き上げ、介護では要介護1・2の在宅サービスを保険から外すなどの制度改悪を打ち出し、国民に大きな痛みがもたらされようとしています。

いま「平和」と「人権」にとってまさに正念場といえます。

平和憲法と社会保障を守る、この2つを地域総がかりの運動として友の会や地域のみなさんといっしょに進めていきたいと思います。

オホーツク勤医協は地域の高齢化がすすむ中、「安心して住み続けられるまちづくり」をめざし、病院と介護事業所・高齢者住宅を運営し、医療と介護を一体で提供することで地域に安心を届けられるよう努めてきました。

本年も、友の会の皆さまと力を合わせ、患者・利用者さんの立場にたつ医療・介護活動、そして社会保障と平和を守る活動に全力をあげる決意です。

皆さまのご健康とご多幸を心から祈念し、新年のご挨拶とさせていただきます。