食生活の改善は健康への近道
〜管理栄養士が支援します〜

 オホーツク勤医協北見病院には2名の管理栄養士がいます。
管理栄養士の役割は、患者さんの食事の管理にあり、栄養指導・糖尿病透析予防管理指導・特定保健指導といった形で支援します。
また、入院患者さんが美味しく楽しく食事をしてもらうための献立作成も大切な役割のひとつです。

今回は、管理栄養士が行なう3つの食事指導についてご紹介します。

*継続的にくりかえし*

 栄養指導は、糖尿病や高血圧など患者さんの病気によって食事制限や改善が必要な方を対象に行ないます。
患者さんの年齢や性別はもちろんの事、検査結果に基づき1人ひとりにあった食生活の改善策をお話し、自己管理ができるようお手伝いをしています。
時間は30分程度です。

 糖尿病透析予防管理指導は、糖尿病の合併症の1つである糖尿病性腎症を予防する為に行ないます。
糖尿病性腎症は、糖尿病で血糖値が高い状態が続くとゆっくり進行し、腎臓の働きを悪くします。
病気の進行と悪化が早い事が特徴で、腎臓病の中でも透析治療を開始する第1の原因となっています。
しかし、早い段階で適切な治療を行なえば、悪化を防ぐ事もできます。
医師・看護師・管理栄養士が繰り返しお話をし、病状が悪化しない様にお手伝いをしています。
食事の話は、医師の診察の合間に行ないます。

*メタボリックシンドローム
大きな病気になる前に*

 特定保健指導は、特定健診を受診された方で病気ではないけれど、今の生活を続けると大きな病気になる可能性のある方に行ないます。
特定健診は、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目し、予防・改善を目的に行なわれています。

メタボリックシンドロームとは、自覚症状はほとんどないものの、放っておくと脳や心臓、血管などにダメージを与え、ある日突然狭心症や心筋梗塞、脳卒中など、命に関わる恐ろしい病気を引き起こします。
しかし、食習慣・運動習慣などの生活改善を行なう事で命に関わる病気のリスクを下げ、予防する事ができます。

特定健診を受けた後に、特定保健指導利用券が届いた方に実施しており、3〜6ヶ月間無料で行なっています。
今年度より協会けんぽの保健指導も実施しています。



 新年号の友の会新聞にも掲載しましたが、食事は病気を良くしたり、健康を維持する事はもちろん、若さを保つ秘訣でもあります。
皆様がいつまでも若々しく生活をして頂けるよう、管理栄養士にお手伝いをさせて頂けませんか?
栄養指導・糖尿病透析予防管理指導・特定保健指導は予約制で行なっていますので、お気軽にご相談ください。(北見病院栄養科長 鈴木奈美恵)